H高等学校の5人の先生方と懇談した。みな教育現場の中枢でご活躍されている先生方である。KA教育の「3D教育プログラム」の勉強会ではお会いしたが、初めてお話しする先生もいらっしゃった。学校改革の方向性で上層部と考え方が合わないそうだ。困っている様子が表情から伺える。先生方は生徒にとって良い学校に変えたいと言う。当然であろう。教育の目的は生徒の成長である。生徒が喜んで学校に来て学ぶ。そんな環境を是非作って欲しい。
「3D教育プログラム」の成果がなかなか表れないことでも悩んでいると言う。何点かお尋ねした。学校全体として統一した指導がなされていないと言う。ある先生は厳しく、ある先生は甘くでは、一貫した指導が出来ない。すべての先生が共通認識を持って、同じように生徒と接していくことが重要であると思う。
プログラムの意義、目的、生徒とのかかわり方のプロセス等、一つ一つについて確認した。先生方の表情が幾分晴れやかに見えた。「こんなにやる気のある教員がそろっているのだからみんなで頑張ろう」。ある先生の提案にみんなが頷いた。そんな光景に触れて嬉しくなった。
企業も学校もすべての組織は発展するために変わり続けなければならない。学校は生徒のために変わって欲しい。そして、生徒にとって一番良い環境を与えて頂きたいと願う。
一人が変わればみんなが変る。やる気は周りに伝染する。
H高校の発展と5人の先生の頑張りを陰ながら応援したいと思う。
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同じ目的に向かって心を合わせて行く事で必ず善く変わっていくと感じました。
必ず思いは伝わるんだと思います。
真剣に考え悩んでいる先生がいる限り学校は発展し続けるんだと感じました。
投稿情報: 320 | 2008/01/09 08:05
意欲・やる気のある先生方のもと学べる生徒たちにも意欲・やる気が伝わると思います。現状で満足せず、又問題点へも取り組み先生方が揃って向上し合う。そういう事が普段先生方と接し、授業を受けていく生徒達にとっては「この先生の授業はわかりやすい!楽しい!」と、なるのではないでしょうか。
教える側も教わる側も互いに刺激し合える事、大切だと思います。
投稿情報: こづ | 2007/12/28 16:26
企業で部下を育てるには、まず上司自身が成長しなければ部下も成長しないと思います。上司が成長してないけど部下が成長した話はほとんどないではないかと思います。学校でも同じだと思います。H高校の先生方が何とか生徒のために真剣に悩んでおられるということは先生方も成長の途中で、生徒も同じように成長の途中だと思います。あともう少しで成果が現れてくるのではないでしょうか。H高校の先生方もう少しですがんばってください。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2007/12/20 22:51
どの業界や業種においても共通して感じることは、現場の声を無視し続けると「偽」の構築が出来上がってしまう。ということが、もろに現代社会が証明してくれています。
学校は学生や生徒のために存在していると信じています。存続のためには、組織の「長」と、そこにいる仲間と一緒にタッグを組んで、より前進する中身を常に吟味しなければ存続は厳しい時代になりました。
一般企業同様、公僕も破綻する時代です。最後は信念を貫き通したところが淘汰されていく現在と実感。
未来の日本を後継する子どもたちに、「人間力」を身につけてくれる学校がドシドシあるといいのにと期待します。
H高校の先生。負けないで下さい。5人も仲間が存在しています。
H高校へエールを送ります!フレー!フレー!H高校!!
投稿情報: ピンポン | 2007/12/20 20:10
現場にいる先生の想いは、どんなプログラムで効果がでないで悩むことはある。企業も同じ。ただ、すぐに効果が現れないからといって、効果なしという評価は違っていると想う。多少の時間、目に見える形で現れていないが、生徒の中では変化していることもある。教育はあせらないことである。時間のかかることである。忍耐強く、自信を持って、事に当たることである。じわじわと効果が現れてくることだってある。必ず結果は出ると先生の自信が始まりである。「教育は時間との戦い」と決めてかかることである。
投稿情報: 坂 | 2007/12/20 16:13