正月早々体調を崩し医師から自宅療養を告げられた。1週間は安静、アルコールは2週間禁止。正月中、自分なりに覚悟はしていたものの現実となると辛い。最初の5日間はベットから起き上がることすら出来なかった。悪い夢ばかり見た。8日の仕事始めにも顔を出せなかった。みんなに心配かけてしまった。申し訳ない。急遽、福岡、広島、大阪への出張も延期した。約束を果たせず心苦しい。
「今はすべてを忘れ本気になって健康を取り戻そう」。決心したら肩の力が抜け楽になった。重い荷物を降ろしたような気分だ。降ろして始めて実感した。こんなに重いものを背負っていたのか。そして背負わしていたのか。自分で自分の身体を労わった。申し訳なくも思った。同時に、意志の通りに動いてくれる自分の身体に感謝した。無理をさせないようにしよう。もっと大切にしようと決意した。
日ごとにベットから起き上がれるようになって来た。少しずつだが「仕事をしなければいけない」から「仕事をしたい」に変化してきた。回復の兆しかな。考えることが出来るようになってきて、「今を楽しむ」と言う信条を思い出した。こんな休暇は久しぶりだ。真っ白い手帳を見て思った。大原にいたとき18年間で4度入院した。KAを起業して8年半。多少の風邪はあったものの寝込むことはなかった。「ゆっくりしなさい」という天の声だろう。
人生に偶然はない。今回の休養もあとで振り返ったとき、「あの時休んでよかった」と言う日がきっと来ると確信する。
ゆっくり休もう。明日のために。未来のために。
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健康を取り戻しつつあり、まだ油断は出来ませんが一安心です。
小さい頃は友達が病気や怪我で学校を休むと羨ましかったです。
自分も病気や怪我をして休みたいなとよく思っていました。
でも実際に病気や怪我をすると本当に辛く二度とこんな目にはあいたくないと思っていました。
やはり健康が一番です。
でもその有難味は不健康になってみないと中々心から実感できないと思いました。
病気や怪我を乗越えていくことによって相手の気持ちも分かり、心は更に強くなっていくのかも知れません。
無駄はないんですね。
投稿情報: 320 | 2008/01/22 20:56
体が自由に動けるということは、本当に有難いことと思います。
私も一昨年、風邪にかかり、関節の節々が痛く、体が重く、辛い時を思い出します。
仕事を休まず、なんとかしよう「努力」と「気合い」でと思ってもコントロールが出来ない刹那さ。やはり、薬をしっかり服用し安静が回復への近道と思いました。
本当に健康は「生きている」という証です。毎日を当たり前のように過ごせる喜びに、一日も早くコンディションを整えて頂きたいと願っています。
「宝」とは、遠くにあるのではなく、身近なところにもたくさんあります。
投稿情報: ピンポン | 2008/01/22 20:29
5日からブログが更新されずに心配しました。本当に良かった。無理しなくてはいけないときもあるとおもいますが、今年は健康第一でがんばってください。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/01/21 23:25