「台東区立御徒町台東中学校研究発表会」を見学させて頂いた。台東区教育委員会が主催した道徳教育の研究発表会である。今回は、3年生の公開授業が、『グループコミュニケーション』ということで、いつもお世話になっている関本恵一校長先生にお願いし、「KA教育3D」(研究会)の先生方にも見学の許可を頂いた。
昨年10月にも「公開授業見学会」を開催頂き、御徒町台東中学校の先生方の授業を勉強させて頂いたが、今回は全国から多数の先生方が参加されていることもあってか、担当される先生方の緊張も伝わってくる。
導入、個人研究、グループ討論と、授業が進む中で、生徒は先生の話をよく聴き、指示どおり動いた。先生方の日頃の努力がよくわかる。最後のまとめでは、先生自身の想いを聴いて、「何か」を感じた生徒は少なくない。先生の影響力は本当に大きい。
相手の意見を真剣に聞き理解しようとする努力。自分の意見を相手にわかってもらえるように話す努力。世の中で生きていくうえで、「コミュニケーション能力」は非常に重要である。
今、やっていることがどういうことなのか、どのくらい大切なのか、よくわからない生徒がいるかもしれない。しかし、近い将来、「コミュニケーション能力」の大事さがわかるときが来る。そのとき彼らは思うだろう。「御徒町台東中学校でやった」って。そして、御徒町台東中学校の先生方が真剣に教えてくれたことも。
一人ひとりの生徒が夢実現に向けて頑張るよう、先生方には全力で応援して頂きたいと願う。
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正直私が学生時代先生の指導などで影響を受けたことはありません。それより私自身何も感じようとしませんでした。
しかし39歳の今頃になって中学、高校時代に先生方がおしゃっていたことがわかり始めました。また父親がわたくしに学生時代言っていたことが今頃になってわかってきました。今先生の言っていることわからない生徒多いかもしれませんが、私のように大人になってきずく人も多くいます。先生方も諦めずに生徒をよくするためにがんばってください。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/02/29 21:16
「今の学生は、勉強はできるが、核家族化や少子化のせいか、世代の違う人、特に高齢者や子供との会話が苦手な学生が多い。学生同士も互いに深く干渉しない傾向が強い。」といったコメントが新聞に掲載されていました。
早いうちから様々な世代の人と話す事が将来必ず重要になってくると言う事です。
コミュニケーションは早いうちから身につけていかないと社会に出て苦労すると言う事を身にしみて感じております。
いまさら二郎かもしれませんが、今後、こちらから積極的に色んな人に声を掛け話していこうと思いまいました。
投稿情報: 320 | 2008/02/27 22:18
私も見学参加させて頂き、大変に驚いた場面がありました。
中3生のグループリーダーが、見事にグループメンバーの一人ひとりに会話をしやすいようにエスコートしていた「気配り名人」。
また、最後のプレゼンでの「発表名人」。きっと、将来はどの分野へ進んでも活躍するだろうと感じました。
生徒全員がパーフェクトにグループの中で溶け込んでいるかといえば、そこはやはり人間であり、得意、不得意がある。
しかし、グループ討論で見事に展開されていた各担任の指導力の高さと、事前準備には、ただただ関心しました。
本当に流れるような、また気持ちのよい授業とは、このような進め方であると改めて勉強になりました。
最後に生徒たちの将来がとても楽しみに思えました。今後の御徒町台東中の前進とご活躍にエールを送りたいと思います。
「もっと、伸びろう!」
投稿情報: ピンポン | 2008/02/27 21:20
どういった相手に対しても「真剣」に取り組み接していくこと」で、その相手にも必ずその「真剣」は伝わります。小さいうちからコミュニケーションの中で成長してきた子供達は、やがて大人になりきっとその「コミュニケーション能力を伝えていける大人」になっていくのだと思います。その為にも、今の大人たちがとても重要なのではないかと思います。
投稿情報: こづ | 2008/02/27 18:02