H中学高等学校のK先生にお会いしたくて携帯に電話した。久しぶりに聞く声は多少かすれていたもののお元気であった。声の響きが懐かしかった。2年ぶりなのでお互い現況を報告しあった。
「今日なら会えますよ」。の一言に、間髪いれず、「じゃあ、自社ビルも見て欲しいので会社に来て頂けませんか」。
夕方6時過ぎに、わざわざ会社まで来て頂いた。本当に懐かしい顔だった。自然に握手した。
起業して間もないとき、大原時代に知り合った縁を頼りに、K先生と再会したのはもう8年前になる。大変な状況を察知され、学年の他の先生方に積極的に働きかけて頂き、H中学高等学校で仕事のチャンスを頂いた。本当に有難かった。
当時は女子だけの学校で、先生方も生徒も非常に伸び伸びしていた。生徒たちの元気な挨拶が印象的であった。
K先生は奥様と二人のお嬢さんと4人で夏休みに実家の会津田島まで遊びに来てくれた。地元の友人に骨を折ってもらい、みんなで「そばうち体験」をした。美味いそばだった。お嬢さんたちにも喜んでもらえた。一番張り切っていたのはK先生だったと記憶している。
妻と3人で食事をしながら懇談した。K先生は昨年体調を崩し休職もされたと言う。全く知らず申し訳なく思う。お嬢さんも高校生と中学生になったという。成長した姿を見たい。
「H中学高等学校が好きだから今以上に良い学校にしたい」。ご自身の体調もまだまだなのに教育にかける熱い想いが感じ取れた。「菊地さんも身体注意してくださいよ」。屈託のない笑顔だった。
相手のことを自分のことのように思える人って素晴らしい。今の世の中に一番欠けていることではないだろうか。教育現場で子ども達に呼びかけていきたい。
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今の仕事を始めたころは、とにかく保険を売ろうという自分のことだけしか考えてないためぜんぜん売れませんでした。2年ぐらいして保険を売るより相手の方が喜ぶこと、困っていることに力貸すようにしてからだんだん売れるようになりました。人という字は人と人と支え合って出来てるように、常に相手を想い支え合うそういう生き方することがまず幸せな生き方ということですね。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/04/05 11:10
人間関係において、一番難しいことかもしれません。反対に安易なことでもあるかもしれません。まさに「思い合う」感情ですね。特に入院されるような大病をされた人は、大変な日々を過ごした経験から相手の気持ちを察する気持ちに温かさ感じることが多いです。
私も周りの友人・知人などから様々お世話になった時は本当にありがたく思えます。今度は自分が出来る状況になったら、応援出来るだけのことをしようと気持ちをいつまでも保とうと心に納めています。昨今、自分を中心に地球が回っているような錯覚している人物も多く、きっと対人関係においても飢えているむしろ可哀想な人物を見た時は、「個人的なバックボーンに問題があったのかな?」と思える瞬間があります。
粋な言葉で「お互い様」という相手を想う気持ちをしっかりと持てるチャンスを学校でも機会が増えることを期待します。
投稿情報: ピンポン | 2008/04/04 17:04
なかなか難しいですよね。「相手のことを自分のことのように思える人」になっていけるよに日々心がけていきたいです。
投稿情報: こづ | 2008/04/03 18:51
相手を思うことははできても伝えることは難しいと思うのが実感です。
自分の感覚で相手のことを思っている様でも相手は、そうは受け止めない事は沢山あると感じます。
当然、思いは伝わる時もありますが、正反対な伝わり方になっている事もあります。
事実を受け止め、どうしたら伝わるか考えるのか、人の気持ちの分らない奴だと思うかで、今後の人の成長や器が変わってくると思います。
自分は、常にどうしたら伝わるかを考えられるようになりたいです。
投稿情報: 320 | 2008/04/02 21:57
自分「だけ」を大事にする人はいても、人「も」大事にできる人は本当に少ないと思います。自分のことを大事にするのと同じだけ、人のことも大事にできる自分になりたいと思いました。
投稿情報: ダンテ | 2008/04/02 18:32