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2008/03/18

コメント

先月まで日本テレビ毎週水曜の22時から放映してたドラマ「斉藤さん」終了しました。主人公斉藤さんは6歳の子を持つ母親で、モラルやマナーの悪い人を見かけたら必ず注意する方で、斉藤さんを取り巻く人たちとの友情を描いたドラマでした。斉藤さんのように注意する人が私も含めて少なくなっているからマナー悪い人が多くなったと思います。ドラマの平均視聴率18%と高視聴率でした。ということは心の中でこれではいけないと思ってる人多いからこれだけの高視聴率になっていると思います。あと勇気を出して斉藤さんのように注意できる人になることだと思います。勇気です。

競争社会の中で生き残る仕組みは、「他を蹴落として、№1になれ!」と社会全体感を感じます。あの手、この手を駆使しての風潮から回りに対する気配り、目配りすることの意味を忘れている今日。
先般、元某家電メーカー人事部長を懇談する機会がありました。数年前に男性新入社員へ問いかけた内容です。「君は我が社をどのような雰囲気の組織造りにしたいか?」新人君は「和を大切に、チームメイトとの共栄を」と胸を張り答えたそうです。そして、元人事部長は、「模範解答だが、君にはそのようなことは無理でしょう」と一言。
私は思わず「なぜですか?」と質問したところ、「だって、貴方方の学校教育では、“他人を蹴落としてでもワンランク上の大学へ行け!”教育されているのに、今更ここに来て“和を大切に”なってことは今までのことが矛盾になるでしょ。」最後に新人君たちに「むしろ会社は個々の能力を発揮して、利益を持ってくれば会社全体としては、繁栄するのです。そこを期待します」と大半の企業戦士が育ってきたプロセスは、「利己主義」の追求だったのかと自分を振り返る今日この頃。

ドイツの心理学者リンゲルマンが綱引きの実験を行い、その結果から、2人の場合、93%の力を発揮し、3人の場合は85%、8人の場合は49%の力しか発揮されないということがわかり、これを「リンゲルマン効果」と呼ぶそうです。
これは、単独で働くときより集団の状況で働くほうが、個人の努力が相対的に劣るからこのようになるのだと思いますが、「自分くらい」、「自分だけは」この心理が知らずに働いてしまうものなのでしょうか。「人ではなく、自分」と思う人が増える社会を築かないといけませんね。

「大人のルール違反」本当によくみかけます。でも、最近では注意をすると逆にどなられたり、ひどいときは暴力をされたり・・・そんなニュースもよく耳にします。
悪いことに目をつぶってしまうのはいけませんが、「注意をする勇気」も必要だなんて・・おかしな世の中ですよね。

自分もよく電車に乗ります。
モラルの無い人は確かにいます。
その人を注意するといったことは、大変に勇気のいることです。
正しいことをしても、逆に冷ややかな目で見られる事があります。
そんな世の中が、おかしいのですがそれを嘆いていても何も変わらないのも現実です。
最後は勇気のある行動を誰かではなく、自分がしていくと一人ひとりが思うことで、素晴しい世の中になっていくのだと思います。
と言っている自分が勇気を出していかないといけません。
頑張ります。

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