KA教育では年3回、7月、9月、12月に社内研修会を実施している。電話の受け方から学校訪問の仕方、生徒研修会の方法やグループコミュニケーション用教材の開発など多岐に渡る。「給料をもらいながら勉強が出来るなんていい会社ですね。普通は身銭を切って勉強するのに。」と言われる先生もいる。ご自身の体験から、身銭を切らないと勉強しない、続かない、真剣に取り組まないとも。全くその通りだと思う。
しかし、早く力をつけるには、研修会というきっかけは重要だ。きっかけを作った後(研修後)のフォローは、各人の努力に任せてきた。勉強とは人から教わるものではない。また、給料をもらって仕事をしているのだから、出来ないこと、分からないことは努力するのがプロとして当然であると思っていた。
努力はしているものの今一歩結果を出せない現状を鑑み、今の研修の仕方では彼らが伸びないと思った。もっともっと、手をかけないといけないと痛感した。
7月の研修会は今までと変えてみた。研修後のフォローに力を注いだ。各人の問題点改善のための、具体的な行動目標を設定させ、一人ひとりと時間をかけて面談した。社員の自己評価と私からみた現状、今後の具体的な行動目標の確認、自ら決めた行動目標を実践することを約束した。人によっては3時間以上話し合った。翌月初には前月のマイチャレンジ(自己評価)を提出してもらい、また面談。今、彼らをみて逞しく思う。確実に伸びていると実感できる。本当に嬉しい。安心して病気が出来る。
「手をかけただけ人は育つ」ことを改めて学んだ。
「本当に成長して欲しい」という強い想いと日々のきめ細かな指導が、夢に向かって努力する子どもを育む。
============過去の記事はココから============
個人が意識をすることが第一だと思います。環境などに流されず、個人が意識をすることが成長へと繋がるとおもいます。
投稿情報: aya | 2008/11/17 22:42
成長すると言う事は中々一人では難しいと思います。
やはりお互い励ましあいながら助け合いながら一緒に行動していく中で成長が出来るのだと思います。
投稿情報: 三二〇 | 2008/11/17 05:50
森羅万象、何かしらの影響や様々なサポートによってなりたっていると思います。
昨今の世界経済の乱れは、アメリカのみならず、中国発の食料問題。
日本は特に資源になるものも少なく、ある意味他国に支えられている国と実感します。
せめて「人材育成(教育)」は、今後の世界未来に必ず、発揮されると思います。
先日の一般紙記事に、都水道局員が定年退職後、JICAで水問題で苦労されている国へ行き、上下水道の設備技術支援に活躍中と内容。
「水」は生命維持の重要なものだけに、住民の隅々まで供給したいとの職人魂が、光っていました。
何事も「途上」には、時には「支援(=面倒み)」が大きなバネへと転換すると思います。
投稿情報: ピンポン | 2008/11/13 08:52