12月30日朝食後、トキワ松学園の中山先生が帰られた。喜んで頂いて嬉しい。直後、叔父(宏・KA教育相談役)が従弟の子ども元気(3歳)を連れてやって来た。中山先生と会えず残念がっていた。「今日は元気を見て欲しい。夜は樋口先生(京華学園)と一杯やるのが楽しみだ」と言って帰った。元気はいつものように元気一杯だ。田島に帰ると、「あっちゃん(私)、マリちゃん(妻)」と言ってなつく。明日東京に帰るという日は寂しいのか急におとなしくなってしまう。本当に可愛い。ちょっと見ないうちに一段と成長した。昨日も初対面の中山先生に「こんにちは」と挨拶していた。「あっちゃん、今日来る先生は誰だっけ?」。昨日の話しをちゃんと聞いている。「樋口先生だよ。会ったらちゃんと挨拶するんだよ」。「うん」。しっかりしている。
そんな時、家の電話が鳴った。母が出た。叔母(キヨイ)からだ。叔父が屋根の雪かたし中に、梯子から落ちて骨折し入院してしまったという。母は青ざめた。叔母も身体の不自由な母に伝えるべきか悩んだらしい。妻のマリ子も不安げな表情になった。夕べあんなに元気に飲んでいたのに。今日の夜も樋口先生と会うのを楽しみにしていたのに。正月を目前とした年の瀬に入院とは。愕然とした。みんなが急に曇ってしまった。「でも、骨折でよかった。治ればすぐ出て来れる。痛くて気の毒だけど頭を打たなくて本当によかった」。自分を励ますように言葉が出た。絶対無理してはいけない。正月を前に綺麗にしたかったのだろう。叔父はそういう性格だから。
午後3時過ぎ、京華学園の樋口元先生が奥さん(晴美さん)とご長男の光君(ダックスフンド)を連れて無事到着した。初対面の光君は人見知りするのか、初めての場所が不安なのか少々落ち着かない様子であったが、徐々に慣れてきた。
友人の押部先生(歯科医)が樋口先生ご夫妻の歓迎会を設けてくれた。本当は叔父も同席するはずだった。富士亭の寄せ鍋は身体の芯から温めてくれる。手打ちそばと地酒(あらばしり)は最高に美味かった。樋口先生も普段あまり飲まない奥さんも「美味い」と言って飲まれた。思い出に残る楽しい時間を頂けた。出掛けに降ってきた雨が雪に変わった。明日は積もるのだろうか。叔父の早期回復を祈る。
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