2歳の子どもがアルファベットも読める。ビックリした。
従兄弟の子ども元気(2歳)が叔父に連れられて遊びに来た。母と妹だけが暮らす実家に叔父と二人でよく遊びに来てくれる。会津田島に帰って来るとしょっちゅう顔をあわせるので、私と妻の顔を覚えている。いつも会うと、「あっちゃん、マリちゃん」ってニコニコ走って飛びついてくる。近頃は妻のことをふざけて、「マリ子」って呼ぶことがある。居合わせた者同士、目を見合わせて大笑い。皆が笑うと嬉しそうにまた叫ぶ。「マリ子」。妻が「マリちゃんでしょう」と言うと、今度は「マリ子様」。また皆が大笑い。いつ、どこで覚えたのか。驚きである。「あ、い、う、え、お‥‥」、「1、2、3‥‥」はもちろん、「A、B、C‥」も読める。叔父が「赤は?」と言うと、「止まれ!」。「黄色は?」と言うと、「注意!」。「青は?」と言うと、「進め!」。元気な声でテンポよく応える。私の知っている2歳とは全く違うような気がする。
子どものことだから、たまには人に迷惑をかけることもあるのだろうが、悪いことをしそうになると、父親や母親に厳しく注意されるそうだ。ひょうきんで記憶力が良いだけでなく、一度注意されたことは二度とやらないという。小さい頃、叔父に「だめはだめ」と教わったことを思い出す。
人の性格は小さい頃からの家庭環境で決まってしまうといわれている。この元気も、生まれてからまだ2年あまりだが、両親や祖父母の影響を受けて、「ひょうきんさ、記憶力の良さ、そして注意されたことは二度とやらない」という行動パターンが身についてきたのだろう。小さい頃に言われた両親や身近な人の言葉は忘れない。親の責任は本当に重い。
これからも教育活動のなかで、子どもたちの成長に「プラスになる言葉」をどんどんかけていきたいと思う。
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