久しぶりにN高等学校のU先生と懇談した。U先生は進路指導部長としてご活躍されている。生徒と関わることが大好きで、担任としても生徒からの信頼が厚い。生徒対象の研修会で、私を生徒に紹介して頂いたときの語り口や生徒の表情からも伺えた。今、社会で一番必要とされているコミュニケーション能力を身につけるための、『3D教育プログラム』も自らのクラスで積極的にご活用頂いている。
懇談の中で、「『このプログラムはいいと思うが、どうせうちの生徒は出来ない』と言う先生がいるんですよ」。生徒を何とかしようと真剣に考え取り組んでいるU先生の切実な叫びに聞こえた。
「どうせ」「今さら」「無理だよ」「だめだよ」。よく耳にする言葉だ。決していい響きではない。人の「やる気」を失わせる言葉である。何かをやる前から否定的なことを思ったり、言葉で発してしまったら、「出来ること」でも「出来ない」結果を招くであろう。出来なくしてしまっている原因は当人にあることすら解っていないのではないだろうか。
「21世紀は教育の世紀。教育の目的は子どもの幸福」。
子ども達に「夢と希望を与え、夢に向かわせ、夢を実現すること」を経験させることを通して、「努力することの大切さ」を教えることが教育の使命であり指導者の責任である思う。
先生には「子どもを励ます達人」になって欲しいと願う。
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