H中学校で1年生の研修会を行った。今年の生徒もパワフルだ。元気がいい。表情が明るい。勢いがある。この学校は親も子どもも元気だ。「挨拶」の声も非常に大きい。驚いた。入学してまだ日も浅いのに学校で指導されたのだろうか、それとも家庭でのしつけだろうか。
いずれにしてもきちんとした「挨拶」が出来ることは素晴らしい。
挨拶の「挨」は心を開くこと。「拶」は迫ること。だから積極性が重要である。たとえ相手が挨拶をしなくても自ら進んで先生や友達、周りの人たちに、「おはよう」、「こんにちは」、「さようなら」と挨拶することが人間関係を築く第一歩である。
「挨拶」が恥ずかしいと言ってしない子どもがいる。必要性を感じない子どももいる。親も別段指導しないのだろう。きっとこの親も可哀想だが大切なことを教わってこなかったのであろう。何となく寂しい思いがする。「挨拶」も出来ない子どもが将来社会に出て、きちんと仕事が出来るのだろうか。人とうまく付き合っていけるのであろうか。
「挨拶」はマナーだと教える人がいる。決して間違っていないと思う。でも今の子どもたちに通じるのか。疑問である。
元気な挨拶をしたら相手から「あいつは元気だ。意欲的だ。やる気がある」と認めてもらえる。人に認めてもらえることは重要なことである。本人にとってプラスである。
「挨拶」は自分を元気にしてくれる「魔法の言葉」だ。子どもたちに「元気な挨拶」が出来る習慣を身につけさせたい。
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